ひふみ神示 第七巻 日の出の巻
◉の出の巻 第一帖
春とならば萌へ出づるのざぞ 草木ばかりでないぞ 何もかも兆へ照るのぞ
この方の申すこと喩へてないと申してあろが 少しはわかりたか
意志もの言ふとききたぞ この道早よ知らしてくれよ
岩戸は五回閉められているのざぞ
那岐那美の尊ノ時
天照大神ノ時
神武天皇の時
仏来た時と大切なのは素盞嗚の神様に罪着せした時
その五度の岩戸閉めであるからこの度の岩戸開きは中々に大層ぞと申すのぞ
いよいよ厳しくなてきたがこれからが正念場ざぞ 否でも応でも裸にならなならんぞ 裸ほど結構なものないこと段々判りてくるぞ
十二月一日 日月◉
◉の出の巻 第二帖
今年は神界元の年ぞ ◉始めの年と申せよ
ひふみ みよいつ みろくぞ 五の年は子の年ざぞよ
取り違いせんように月◉の巻十人と十人の役員に見せてやりてくれよ 時節到来したのであるぞ
桜咲き ◉のみ国は 明け初めにけり
十二月の二日 ひつくの神知らす
◉の出の巻 第三帖
つきの世とはつきのよのことざぞ ひふのつきのよぞ ◉月の月のよぞ 取り違へせんよに致してくれよ 智や学がありては邪魔になるぞ 無くてもならぬ難しい仕組みざぞ
月の◉様祀りくれよ 素盞嗚の◉様祀りくれよ 今に判ることぞ
ひくれ良くなるぞ 日暮れに祀りくれよ 十柱揃たら祀りくれいと申してあろかな ◉勢けるのざぞ
十二月の二日 ひつくの神筆
◉の出の巻 第四帖
元十月八日十八日 五月五日三月三日はいくらでもあるのぞと申してあろが
この日は人民には恐い日であれど◉には結構な日ぞと申してあろが ◉心になれば◉と纏われば ◉とへば臣民にも結構な日となるのぞ その時は弥勒ノ世となるのざぞ
桜花一度にどと開らく世となるのざぞ ◉激しく臣民静かな世となるのざぞ 日にち毎日富士晴れるのざぞ
臣民の心のふじも晴れ晴れとふじは晴れたり日本晴れ 心晴れたり日本晴れぞ
十二月二日 ひつくの神
◉の出の巻 第五帖
右にゆかんとする者と左にゆかんとする者と 結ぶのが渦の神様ぞ 渦の神様とは素盞嗚の大神様ざぞ
この御働きによりて命現れるのぞ ちから生まれるのざぞ 渦が祀りであるぞ ◉国の祭り渦であるぞ ◉はその祀たき姿ぞ 神の姿ぞ
男の霊は女女の霊は男と申して知らしてあろかな
十二月の三日 ひつくの神
◉の出の巻 第六帖
神界のことは人間には見当取れんのであるぞ 学でいくら極めよとて解りはせんのざぞ 学もなくては成らぬが 囚われると悪となるのざぞ
下の神々様にはけんかいのことは判りはせんのざぞ わからぬ神々に使われている肉体 気の毒なから身霊磨け磨けと殊申しているのざぞ
三四月に気付けてくれよ どえらいこと出来るから どしても磨いておいてくだされよ それまでにカタしておいてくれよ
十二月五日 ひつくの神
◉の出の巻 第七帖
おろしやにあがりておりた極悪の悪神 いよいよ◉の国に攻め寄せて来るぞ
北に気つけと北がいよいよのギリギリざと申して殊気つけてありたこと 近こなりたぞ
◉に縁深い者には深いだけに見せしめあるのざぞ 国々もその通りざぞ ◉には依枯無いのざぞ
ろしやの悪神の御活動と申すものは神々様でもこれは到底敵わんと思よに激しき御力ぞ
臣民といふものは◉の言葉はわからんから 悪神のことに御とつけるのはわからんと申すであろが 御とは力一杯のこと 精一杯のことを申すのであるぞ
どこから攻めて来ても◉の国には悪神にはわからん仕組み致してあるから心配ないノざぞ
いよいよとなりた時には◉が誠の神力出して 天地揺すぶてとことん降参ざと申すとこまでここと締メ付けて 万劫末代 言ふ言聞きますと改心するとこまで揺すぶるから ◉の国◉ノ臣民心配致すでないぞ
心大きくご用してくれよ どこに居てもご用している臣民助けてやるぞ
十二月六日 ひつく神
◉の出の巻 第八帖
ひふみの食べものに病無いと申してあろかな ひふみの食べ方はひふみ唱へながら噛むのざぞ 四十七回噛むでから呑むのざぞ これがひふみの食べ方戴き方ざぞ
◉に供へてからこのひふみの食べ方すれば どんな病でも治るのざぞ みなの者に広く知らしてやれよ
心の病はひふみ唱へることによりて治り 肉体の病は四十七回噛むことによて治るのざぞ
心も身も分け隔て無いのであるが 判るよに申して聞かしているのざぞ 取り違い致すでないぞ
日本ノ国はこの方の肉体と申してあろかな どんな宝も隠してあるのざぞ ◉のご用ならいつでもどんなものでも与へるのざぞ 心大きく持ちてどしどしやりてくれよ
集団つくるなと申せばばらばらでいるが 裏には裏あると申してあろが 心配れよ
十二月七日 ひつくの神筆
◉の出の巻 第九帖
人◉と纏われば嬉し嬉しぞ 纏われば人でなく◉となるのぞ それが誠の神の世ぞ
◉は人に纏わるのざぞ 火と水と申してあろが 戦も霊と身と壊し合ふのではないぞ 天と地と纏ろことぞ 岩戸開らく一つの鍵ぞ 和すことぞ ◉国ま中に和すことぞ
それには身霊掃除せなならんぞ それがこの旅の戦ぞ 戦の大将が◉祀らねばならんぞ
西は剣ざぞ ◉祀りは神主ばかりするのでないぞ 剣と鏡と祀らなならんぞ 纏われば玉となるのざぞ
たま無くなていると申して知らしてあろかな 政治も教育も経済の大将も◉祀らねばならんのぞ
天の天照皇大神様は元なり 天の大神様 国の天ま照らす大神様 天照皇大神様 月の◉様特に篤く祀りくれよ 月の大神様御出でまして 闇のよは月のよとなるのざぞ
素盞嗚の大神様も篤く祀りくれよ この◉様には 毎夜毎日お詫びせなならんのざぞ この世の罪穢れおはれて 影から守護されてござる尊い御神様ぞ 地の御神様ぞ 土の神様ぞ 祓ひ清めんの御神様ぞ
国々の産土の神様祀りくれよ 遅くなればなるほど苦しくなるのざぞ 人ばかりでないぞ
十二月八日 ひつくノ神
◉の出の巻 第十帖
桜吹き◉のみ国は明け初めにけり
十月になたらほつほつわかるぞと申してあろかな
叩きかけてはたはたと叩くとこもあるぞ 箒で掃くとこもあるぞ 雑巾がけしたり水で流すところもあるのざぞ
掃除始まつたらばたばたに埒明くと申してあろかな 巡りだけのことは今度はどしても借銭無しにするのざぞ 花咲く人もあるぞ 花散る人もあるぞ
天のひつくの神のご神名書かすぞ それをみなの者に分けてやれよ 聞きたいことは審神で聞けよ どんなことも聞かしてやると申してあろかな
◉勢けるぞ 火吹くぞ 火降るぞ
十二月十日 ひつくノ神
◉の出の巻 第十一帖
江戸に道場作れよ 先づひふみ唱へさせよ 筆読みて聞かせよ 身霊鎮めせよ ◉鎮めせよ 十回で一通りわかるよにせよ ◉祀りてその前でせよ ◉がさすのであるからどしどしと運ぶぞ
誠の益人つくるのぞ こんなこと申さいでもやらねばならぬことざぞ ◉は一人でも多く救いたさに夜も昼も総活動していること分かるであろかな
◉懸かれる人早よつくるのぞ 身霊洗濯するのぞ ◉懸かりと申しても狐憑きや 天狗憑キや行者のよな◉懸かりでないぞ 誠の◉懸かりであるぞ 役員早く取り掛かりくれよ
十二月十一日 日月◉
◉の出の巻 第十二帖
日に日に厳しくなりて来ると申してありたこと 始まているのであるぞ
まだまだ激しくなて どしたらよいか判らなくなり あちらへうろうろこちらへうろうろ頼るところも着る物も 住む家も食物も無くなるよに迫て来るのぞ
それぞれに巡りだけのことはせなならんのであるぞ 速い改心はその日から持ち切れないほどの神徳与へて嬉し嬉しにしてやるぞ
寂しくなたら訪ねてござれと申してあろかな 洗濯次第で どんな神徳でもやるぞ ◉はお陰やりたくて渦渦しているのざぞ
今の世の様みてもまだ判らんか 神と獣とに分けると申してあろが 早よこノ筆読み聴かして一人でも多く助けてくれよ
十二月十二日 ひつくの神
◉の出の巻 第十三帖
これまでの仕組みや信仰は方便のものでありたぞ 今度は正味の信仰であるぞ
◉に真直ぐに向かふのざぞ ◉むかと申してあろかな 真上に真直ぐに◉を頂いてくれよ
斜メに◉戴いても光は戴けるのであるが 横からでもお光は戴けるのであるが 道は真直ぐに◉は真上に頂くのが◉国の誠の臣であるぞ
法弁の世は済みたと申してあろかな 理屈は悪ざと申して聞かしてあろが 今度はどしても失敗ること出来んのざぞ
◉の仕組みには狂い無いなれど臣民失敗ると仕組み遅れて臣民いよいよ苦しまなならんのざぞ
泥の海に臣民のたうち回らなならんのざぞ ◉も泥海にのたうつのざぞ
甲斐あるご苦労ならいくらでも苦労甲斐あるなれど 泥海のたうちは臣民には拒られんから 早よ掃除して◉の申すこと真直ぐに腹に入れてくれよ
斜めや横から戴くと光だけ影差すのざぞ 影差せば闇となるのざぞ
大きものには大き影が差すと臣民申して 闇無を得ぬことのよに思ているが それは誠の◉の言知らぬからぞ
影差してはならんのざぞ 影はあるが それは影でないよな影であるぞ 悪でない悪なると知らせてあろが
真上に真直ぐに◉に向かへば 影はあれど影無いのざぞ 闇ではないのざぞ この通り判るであろかな
◉の真道は影無いのざぞ いくら大きな樹でも真上に真直ぐに光頂けば 影無いのざぞ失敗無いのざぞ それで洗濯せよ掃除せよと申しているのぞ ◉の真道わかりたか
天にあるもの地にも必ずあるのざぞ 天地合わせ鏡と聴かしてあろかな
天にお◉様ある様に 地にもお◉様あるのざぞ
天にお月様ある様に 地にもお月様あるのざぞ
天にお星様ある様に 地にもお星様あるのざぞ
天から息吹けば 地からも息吹くのざぞ
天に悪神あれば 地にも悪神あるのざぞ
足元気付けと申してあろかな 今の臣民上ばかり見て頭ばかりに昇ているから判らなくなるのざぞ 地に足付けてと申してあろが 地おろがめと 地に纏ろへと申してあろが
地の神様忘れているぞ 下の神様忘れているぞ 下と申しても位の低い◉様のことでないぞ 地の神様ぞ 地にも天照皇大神様 天照大神様 月読大神様 素戔嗚の大神様あるのざぞ
知らしてあること 筆よく読んで下されよ 国土のこと 国土の誠の◉を無いものにしているから世が治らんのざぞ
◉◉祀れと申してあろかな 改心第一と申してあろかな 七人に伝へと申してあろかな 我義はちよんぞ
十二月十四日 ひつくノ神
◉の出の巻 第十四帖
お◉様は丸いのでないぞ お月様も丸いのではないぞ 地球も丸いのではないぞ 人も丸いのがよいのではないぞ
息しているから丸く見へるのざぞ 活ているから丸く見えるのざぞ みな形無いもの日月ぞ 息しているものみな丸いのざぞ ◉の経済このことから生み出せよ
大きくなたり小さくなたり ◉のみ心通りに働くものは丸いのざぞ 丸い中に芯あるぞ ◉の政治このことから割り出せよ
◉はまつりことの姿であるぞ ◉の政治生きているぞ 人の政治しんでいるぞ
十二月十五日 日月◉
◉の出の巻 第十五帖
十柱の◉◉さま奥山に祀りてくれよ 九柱でよいぞ いづれの◉◉様も世の元からの肉体持たれた生き通しの神様であるぞ この方合して十柱となるのざぞ
ご神体の石集めさしてあろかな 篤く祀りて辛酉の日にお祀りしてくれよ
病あるかないか 災難来るか来ないかは手届くか届かないかで判ると申してあろかな
届くとは注ぐことぞ 手首の息と腹の息と 首の息とホノ息と頭ノ息と足ノ息と胸と臍ノ息と背首の息と手の息と 八と所十所ノ息合ていれば病無いノぞ
災難みなのざから 毎朝神拝手からよく合わしてみよ 合ていたらその日には災難無いのざぞ
殊にへその息一番大切ざぞ もしも息合ていない時にはひふみ唱へよ 唱へ唱へて息合ふまで祈れよ
どんな難儀も災難も無くしてやるぞ この方 大神実の神であるぞ
神の息と合わされると 災難病無くなるのざぞ 大難小難にしてやるぞ 命助けてやるぞ このことはこの方信ずる人でないと誤るから知らすではないぞ
手二本 足二本入れて十柱ぞ 手足一本として八柱ぞ このこと早よ皆に知らしてどしどしと安心して働くよにしてやれよ
飛行機ノ災難も 地震罪穢れノ災いも 大き災難ある時には 息乱れるのぞ
ひふみ祝詞と祓い祝詞と◉の息吹と域と一つになりておれば災難逃れるのぞ 信ずる者ばかりに知らしてやりてくれよ
十二月十八の日 ひつく神
◉の出の巻 第十六帖
悪の衣 着せられて節分に押し込められし◉◉様お出ましぞ
こノ節分からはいよいよ◉の規則通りになるのざから気つけておくぞ 容赦は無いのざぞ それまでにカタさしておくぞ ご苦労なれどかたしてくれよ
ヤの身霊ご苦労 意志なぜもの言わぬのぞ いよいよとなりているではないか 春になたらどんなことあるか分からんから 今年中に心洗濯せよ 身の回り洗濯せよ
◉の規則臣民には堪れんことあろも知れんぞ 気つけておくぞ
十二月十九日 日月◉
◉の出の巻 第十七帖
何もかも引くるめて立て直しするのであるから 何処から何が出て来るか分からんぞ
ご用はそれぞれの役員殿で分けて努めてくれよ みなの者に手柄立てさしたいのぞ
一所のご用二人づつでやりてくれよ 結構なご用であるぞ 何処も仮であるぞ
世変わりたら結構に祀りくれよ 今は型であるぞ
祀れ祀れと申してあること忘れるなよ 纏わらねばならぬのざぞ
◉がついているのざから◉の申す通りにやれば箱指したよにゆくのざぞ 産土様忘れずにな
十二月十九日 ひつく神
◉の出の巻 第十八帖
富士のご用は奥山に祀りくれよ かいのご用も続けてくれよ 江戸一ノ宮作りくれよ 土壌も同じぞ
渦海のご用とは 渦海の鳴門と 渦海の◉アと 渦海のまアカタと 三ケ所へ祀りてくれよ
祀りの仕方てんめに知らしておくぞ その前のご用言葉で知らしたこと済みたぞ 渦海まあかたとは印旛ぞ
十柱とは 火の神 気ノ神 兼ノ神 日の出の神 流宮の音姫 雨ノ神 風ノ神 剣ノ神 現レの神 栄ノ神であるぞ 日ノ酉の日に祀りくれよ
しばらくはお筆でないぞ みなノ者早く今までノ筆腹に入れてくれよ 神急けるぞ
心で読めば筆出てくるぞ 神祀り早く済ませてくれよ
十二月二十一日朝 日月の神
◉の出の巻 第十九帖
海には◉の意志鎮め祀りくれよ 山には◉の意志讃て木植へてくれよ
意志は◉の印つけて祀る所に置いてあるぞ 祀り結構ぞ
富士奥山には十柱の意志あるぞ 十柱祀りてくれよ 祀るところ行けばわかるよにしてあるぞ
十二月二十六日 ひつくノ神
◉の出の巻 第二十帖
この度は世に落ちておいでなされた◉◉様を上げねばならぬのであるぞ 臣民もその通りざぞ
◉の申す通りにすれば何事も思通りすらすらと進むと申してあろかな
これからは◉に逆ろものは一つも埒明かんぞ やりてみよれ九分九厘で回天ざぞ
◉の国はどしても助けなならんから ◉が一日一日と延ばしていることわからんか みなノ者が◉を軽く見ているからお陰無くなているのざぞ
世の元の神でも身霊となていたのでは誠の力出ないのざぞ 今度の仕組みは世の元ノ息通しの◉でないと間に合わんのざぞ
どこの教会でも元はよいのあるが 取り継ぎ役員が蚊帳にしてしもうているのぞ 今の様は何事ぞ
この方は力あり過ぎて失敗た◉ざぞ この世構も◉でも我出すと失敗るのざぞ どんな力あたとて我出すでないぞ この方がよい見せしめぞ
世界構もこの方でさえ我で失敗たのぞ 諄いよなれど我出すなよ 慢心と取り違いが一等気障りざぞ
改心ちぐはぐざから物事後先になりたぞ 仕組み少しは変わるぞ
今の役員◉の言広めると申してを広めているでないか そんなことでは役員とは言わさんぞ
今までは◉が世に落ちて人が◉になりておりたのぞ これでは世は治らんぞ 神が上 臣民臣民で下におらねばならんぞ
われが苦労して人救心でないと今度ノ岩戸開けんのざぞ 岩戸開きのご用する身霊はわれの苦労で人助けねばならんのざぞ
十年先は弥勒ノ世ざぞ 今の人間鬼より邪より邪見ざぞ 邪の方が早よ改心するぞ 早よ改心せねば泥海にせなならんから◉は日夜の苦労ぞ
道は一つと申してあろかな二つ三つ四つあると思てはならんぞ 足元から鳥立つと申してあろが
人民火が着いてもまだ気付かづにいるが 今に体に火着いてチリチリ舞いせなならんことになるから◉殊気つけておくのざぞ
三月四月気つけてくれよ ◉の国は◉の力で何事も思ようにゆくよになりているのに 学や智に邪魔されている臣民ばかり 早よ気づかぬと今度といふ今度は取り返しつかんぞ
見事なこと◉がして見せるぞ 見事な言ざぞ 人間には怖い言ざぞ
大掃除する時は棚のもの下に置くことあるのざぞ 下にあたとて見下げてはならんぞ
この神は◉の国の救われること一番願ているのざぞ
外国人も◉の子ではあるが将来が違うのざぞ ◉の国の臣民が誠の◉の子ざぞ
今は曇りているなれど 元の尊い種植へ付けてあるのざぞ 曇り取り去りてくれよ 依枯の様なれど外国は後回しぞ
同じ◉の子でありながら◉の国の臣民の肩持つとは声でないと申す者もあるなれど それは昔からの深い仕組みであるから臣民には分からんことであるぞ
一に一足す二でないと申してあろが 何事も◉の国から◉の民からぞ 洗濯も同様ざぞ
今度のご用外したらいつになりても取り返しつかんことになるのざから心してご用してくれよ やり損ない出来ないことになりているのざぞ
天に一柱 地に一柱 火にも焼けず 水にも溺れぬ元の種 隠しておいてのこの度の大建替へぞ
どんなことあても人間心で心配するでないぞ 細工は流流仕上げ見てくれよ
こノ◉は滅多に間違いないぞ 三千年地に潜りてノ仕組みで 悪の根まで調べてからの仕組みであるから 人間殿心配せずに ◉の申すよ素直に致して下されよ
末法ノ世とは地の上に大小の器無くなりていることざぞ
おろしやの悪と申すのは泥海の頃から生きている悪の親神であるぞ
北に気つけてくれよ 日本の国は結構な国で世界の元の真中の国であるから 悪神が日本を取りて末代の住まいとする計画でとことんの智恵出して どんなことしてもするつもりで いよいよを始めているのざから よほどふんどし締めて下されよ
日本ノ上に立ちている守護人に 分かりかけたらばたばたに埒開くぞ 早よ改心してくれよ
十二月二十六日 日月◉
◉の出の巻 第二十一帖
◉懸りと申しても七つあるのであるぞ その一つ一つがまた七つに分かれているのざぞ
◉かかり 神か・り 神か・りぞ ・か・りぞ 〇か・り 神か・り神か・りざぞ
神懸てゐないと見へる神懸りが 誠の◉懸かりと申してあろが
そこらにござる神懸かりは みな四段目 五段目 六段目 七段目の神懸かりぞ
◉懸かりとは惟神のことぞ これが神国ノ誠の臣民の姿ぞ
惟神の国惟神ぞ ◉と人と溶け合た誠の姿ぞ 今の人民の言ふ惟神ではないぞ こノ通り分かりたか 誠ノ◉に纏り合た姿ぞ
悪ノ大将ノ化身憑かりは かみか・りと分からんぞ 気つけてくれよ
これからは神懸かりてないと何も分からんことになるのざぞ 早よ◉懸かりになるよ掃除してくれよ ◉の息吹に合ふと◉懸かりになれるのぞ
ひふみ唱へよ 祓い宣れよ◉讃えよ 人讃えよ
◉は人誉め 人は◉讃へて祀りくれよ 纏わりくれよ あなないくれよ
十二月二十七日 ひつく神
◉の出の巻 第二十二帖
左は火ざぞ 右は水ざぞ ◉の神と渦の神ぞ ◉の神と月の神ぞ
◉の神ばかり拝んで月の神忘れてはならんぞ 人に直々恵み下さるのは渦の神月の神ぞ
ざと申して◉の神疎かにするでないぞ 水は身を護る神ざぞ 火は霊護る神ざぞ
火と水とで組み組みて人ぞ 身は水で出来ているぞ 火の霊入れてあるのざぞ 国土も同様ぞ 渦海のご用大切ざぞ
十二月二十八日 ひつくの神
◉の出の巻 第二十三帖
この世の位もいざとなれば宝も富も勲章も役には立たんのざぞ この世去て役に立つのは身霊の徳だけぞ 身に付いた芸はそのまま役に立つぞ
人に知れぬよに徳積めと申してあろかな ◉の国に積む徳ノみが光るのざぞ
マアカタのご用結構であたぞ 次々晴れるぞ 海晴れるぞ
てんめご苦労さん 矢野ご苦労さん 佐々木 磯上 門田ご苦労さん
この巻 ◉の出の巻として纏めて役員に読ませて ひふみとしてみなに知らせてくれよ ◉急ぐぞ
十二月二十九日 ひつくノ神
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