言霊の基礎

言霊(超弦理論)
目次

言霊の『国』

言霊の五次元宇宙
五次元宇宙

言霊では、上図のように各音が五次元それぞれに対応した在るべき位置に立てるよう組まれた配置を組土と云います。

数霊では組土のことを九十ことと表します。

国とは、この組土を反映して(似せて)、人によって具体化し創造された(二の義)形(陰なる実像)を云います。

つまり、国を別の漢字で表すと、組似、組二、具邇、組肉となります。

神様から見れば、人間界(目に見える現実界)の国は神様の国の影(陰)となります。

一二三神示に「日本の国は国常立大神の姿の影である」と記されている通りです。

言霊の国の土台と創りを担った神々

この世とは、言霊⇨言波⇨言葉⇨文字による各精神宇宙次元が反映、反影、繁栄された写鏡です。

このクニを建てる働きを担ったのが、国常立神(陽)+豊雲野神(陰)と伊邪那岐神(陽)+伊邪那美神(陰)です。

豊雲野の別名は豊組野、豊斟渟、豊国主、浮経野豊買、豊国野、葉木国野尊であり、十四組む神です。

十四とはアイウエオ、ワ、ヒチシキミリイニの布斗麻邇の基本的十四言霊です。

国常立神はその気(陽)であり、豊雲野神はその実(陰)となります。

伊邪那岐神と伊邪那美の神は、神産みの前に、言霊の配置を定めるため、組土となるべく島(国)産みをされました。

葉木國(はこくに)とは言葉の組土。

浮舟とは国から離れて宙に浮かんでいる音(ね)。

天浮舟、天鳥舟は言葉がアからワへ移る事を表現した言。

葉子は箱であり五十音図であり、言霊を入れる玉手箱、真名の壺、大乗、ノアの箱舟です。

言霊の『母音と半母音』

言霊は全部理解しようとすると、とても複雑で理屈続きになってしまいます。

なので、全て理解する必要はありません。

説明する側はある程度知っておく必要があるわけですが、それを役立てる分には最低限の知識を持っていれば十分に通用でき、応用も効きます。

その根底となるのが、母音と半母音です。

アイウエオは、それぞれ精神生命の実在空間への五次元意識を表しています。

世の理は神の息吹、三・五・七です。

造化三神・別天津神・神世七代が一括りです。

呼吸毎に常にこの三五七が働いています。

一瞬でもあり、人の一生でもあり、世の始まりでもあります。

そして、それは始めなき始めであり、終わりなき終わりです。

造化三神が今現在の始めを、別天津神までが過去を、神世七代の豊雲野神までが未来を司り、これは一連の結ばれた流れとなります。

『ム→ウ』 意間という次元 感覚

天御中主神◉

始原的かつ本能的な感覚(と感情)

天御中主神の前は全くの無であり、“何か“が芽生える以前の状態となります。

一の前には必ず0(無)があったことをしっかり腹に入れておく必要があります、重要なコトです。

無から有が生まれます(ム→ムウ)言葉は母音を意識すること

アイウエオ(主体:生命の樹)とワヰウヱヲ(客体:知恵の樹)のウは同じです、始まりが同じだからです。

際限の無い無限宇宙のどこに感情感覚意識が芽生えようと、そこが中心点(天)、つまり天御中主になります。

ウ→イ→アと上に向かうほど全体的かつ霊的な能を表します。

ウ→エ→オと下に向かうほど部分的かつ現的な能を表します。

一音でなく行で捉える場合、天御中主=アイウエオとなります。

詳しくは↓記事「天地日月の言霊解釈」を参照

『ア→ワ』 現在という次元 感情

高皇産霊神と神皇産霊神

天御中主神から分かれる主体と客体

主体とは観る側、客体とは観られる側に分けられます。

天と地、吾と我、陽と陰、主観と客観、霊と体、精神と物質、など。

天御中主神とは何か?という疑問が浮かんだ瞬間に主体アと客体ワに別れます。

人は自分に対することを見聞きした時、自我を意識します。

それこそがウからアとワに別れる瞬間です。

逆に自我を意識している自分に対立して存在している対象が無くなると、自意識が次第に消えていくことになります。

例えば、仰いでいた空が自分を呑み込んでしまったのか、自分が空になったのか、何だか判らない溶け入った状態となります。

「合わす」とはアとワの統(す)の意味です。

一音でなく行で捉える場合、高皇産霊神=ヤ行、神皇産霊神=ワ行となります。

『ヲ→オ』 過去という次元 蓄積

宇摩志阿斯訶備比古遅神→天常立神

ヲとオは、知識、経験、概念、記憶などの過去意識を司る言霊です。

ヲ…過去意識自体 客体

宇摩志阿斯訶備比古遅神の神名の示すのは、真っ暗な何も無い空間にもやもやと脂の如く浮かんで来る過去の知です。

オ…過去意識を観て結ぶ主体

過去の知が浮かんだだけでは何も起きません。

それを繋いでこそ役立てることができます。

また、過去世界を断ち切り、現在世界を立てる役割も果たします。

『エ→ヱ』 未来という次元 変化

国常立神→豊雲野神

エとヱは、新たな段階へと向かう未来選択意識を司る言霊です。

エ…未来選択の主体

国(クニ)とは、組んで似せることです。

ヲからオの流れを汲んで似せた(反映する)意識を、恒常的に未来意識へと繋げる働きです。

また、現在世界を断ち切り、未来世界を立てる役割も果たします。

ヱ…未来選択の客体

トヨ(十四)とは十(時間)と四(イを除く四次元空間)が組まれた在様。

『イ→ヰ』 意識という次元 意志

言霊の子音三十二神
伊邪那岐神と伊邪那美神が産んだ三十二子神

母音の中でも意を持つ能(はたらき)がある音を親韻と名付けています。

イ→ヰ

イ…伊邪那岐神 主体側意志の実在性

ヰ…伊邪那美神 客体側意志の持続性

イは意志の意であり、誘う気(キ)と誘う美(ミ)の陽陰に別れます。

「今」というのは意の間の言であり、0(無)と意の間の一瞬を指します。

言霊『八父韻』

順番では伊邪那岐神と伊邪那美神より前に成りますが、説明の便宜上、後になりました。

八父韻は時により顕れる世界を表します。

八父韻単独では何も在りません。

時は意志と共に世界を現します。

天地開闢の過程において、何故か影の薄い神世七代の三代目から六代目の八神ですが、時自体を目で確認することは出来ない道理です。

八父韻は、意志、即ちイ(伊邪那岐神)が入る(顕れる)ことで初めて響く言霊となります。

八父韻TYKMSRHNに母音内親韻イが入り、チイキミシリヒニという言霊が現れます。

よって、八父韻は全て母音イの段に属する言となります。

八父韻の対象神名

チ…宇比地邇神 主体側の欲望の実在性

イ(ヤ行)…須比智邇神 客体側の欲望の持続性

キ…角杙神 主体側の知識の実在性

ミ…活杙神 客体側の知識の持続性

シ…意富斗能地神 主体側の選択の実在性

リ…大斗乃弁神 客体側の選択の持続性

ヒ…淤母陀琉神 主体側の全体の実在性

ニ…阿夜訶志古泥神 客体側の全体の持続性

言霊の鳥居

「鳥居」とは十理意であり、主体から客体までの十から成る意の流れ(龍態)を現した物です。

言霊『十気の流れ』

 無

 現在(今一瞬)

 現在からの動気(うごき)

 過去(一二)の顕れ

 過去から現在への産霊(むすび)

 未来の顕れ

 現在から未来への産霊

 今と過去現在未来の統合

 統合された現在の熟知

 意識上昇

 意識が成り鳴る

心の原理「先天五柱」

 心の斎立ち 原理の受気入れ準備 無→有

 心が生まれる ウ(始原的感情感覚)

 心が対象を見る アとワ(主体と客体)

 心の時の流れの在り様 ヲオとエヱ(過去から未来へ)

過去から成る経験知識と、それに因る未来選択の智慧。

 心の生き様 TYKMSRHNとイ(時と意思の結び)

在り様(三)に因り顕れる空間変化。

 心の成り様 イヰ(意志の顕れ)

在り様(三)と生き様(四)が結ばれ現象として鳴り出る。

心の原理「後天九柱」

六 先天五柱から抽象(想像)へ

七 抽象から具象(物象)へ

八 具象から現象へ 意識の現象世界の誕生

九 意識規範の芽生え 顕れた現象への確認 

十 主体的な意識規範の顕れ

十一 その意識規範の拡大

十二 表現規範の顕れ 現象が客観世界へ堕ちる

ア行(生命の樹)とワ行(智慧の樹)の世界

「伊邪那岐命+伊邪那美命」(ア行のイ)(愛)の別れ。

イ(神界)からヰ(黄泉の国)へ。

十三 自証を嗜(たしな)めて自覚へ 禊

黄泉の国から戻り、顕れた禍津日神(禍:曲:災が霊に付く)を、神(加実)直日神、大(意富)直日神の能(はたらき)により祓え清めます。

祓えとは曲がりを正し自身と和することです。

十四 禊が終わり現象の確定 禊後の意識と成る

伊邪那美命(客体:ヰ)と別れた伊邪那岐命(主体:イ)は、禊を行うことで純粋陽(ヒ)成る吾(ア行世界)に在り、そこで天照大御神、月読神、素盞嗚神の三気子を産みます。

この古事記に記された百神の最後の三子神の能が現れて、初めて(一つ又は全ての)物言を成すことが出来ます。

言霊百神

始まりの天御中主神(一)から素盞嗚神(百)までの神名という能(はたらき)が一連托生であり、一瞬でも在り、広大無限の流れでも在ります。

それはミクロな世界でもあり、マクロな世界でもあり、その間の段階は数限り無く際限ありません。

一から百の神名の能で一つ(多神であり一神)であり、それは在りとあらゆる言事において常に繰り返されています。

百神の半分は音霊と捉えられます。

即ち、アイウエオ五十音図です。

ここに神名はまだ無く、ただ各一音一音の響きのはたらきが表されます。

もう半分がその音霊の能を表す神名になります。

神名とは音霊の組み合わせにより、その能を具体的に表したものです。

例えば、始原的かつ本能的な感覚の芽生えを音霊で表すと、ウという響きになり、それらの音霊を組み合わせた神名で表すと、アメノミナカヌシというより具現化した能を表すになります。

どちらも言霊であり、前半五十音霊はその在り方、後半五十神霊は前半五十音霊の能、という陽と陰の役割分担がなされています。

更に、これら一音一音にも陽陰が存在しています。

つまり、同じ神名が二つ存在することを示唆しています。

例えば、同じ「はい」でも違う意味を持つように。

言霊百神
各音霊にも陽陰が在る=各神名にも陽陰が在る

言霊を知る上で大切なこと

これまでに説明してきた布斗麻邇という言霊の原理原則の基礎部分の知識は、あくまでも小宇宙における学問となります。

よく勘違いされるのが、「な〜んだ、神様はただの言葉か」という間違いです。

言霊の原理原則の知識を得たからといって神様も何もかも解ったように思っているととんでもないことになります。

大宇宙産霊小宇宙といって、この世の宇宙から私達人間は生まれ次元を超えて結ばれています。

しかし、それすらも所詮は目に見える陰の世界観でしかありません。

これまでの言霊の説明でお分かりかと思いますが、目に見えない陽の世界が実際には広がっており、その反影が陰の世界、即ち私達が普段認識しているこの世なわけです。

つまり、言葉は神ですが、それは神の一部であり、全体像ではないのです。

言霊をいくら理解しようとて、それは学の智の域を出ません。

言葉は神様から人に与えられた能力の一つであることを忘れてはいけません。

学に囚われた世界を地獄、即ち智獄と云います。

大切なのは、言と行と心の三つを揃えたマコトであるということを肝に命じておく必要があります。

言霊の理解、扱い、発声は、あくまでもその三つの内の一つということです。

最後に

学や智慧が無くとも、日本人は言波で解る大層な身霊を神様から授かっています。

だからこそ、一二三神示には言霊自体は記されていても、言霊の仕組みといった学や智慧については深く説かれていないわけです。

とは言っても、学や智慧も大事です。

一二三神示にもその言はちゃんと記述してありますのでご安心を。

理とは言分理であり、分けることで理解りかい(ことわりとけ)となりますから、今回、言霊学の基礎を完全網羅解説しました。

注意したいのは繰り返しになりますが、学や智慧が全てと思い込んだら駄目(堕目)だということです。

学を以て智慧と成すわけですが、先述したように智慧に囚われたコトを地獄と云います。

言別りとは、神様の涙ぐましい愛の別れでもあります。

愛(ア行のイ)の別れは辛いものです。

それもこれも私達、人の為にやって下さっている事だと理解すると、また会いに戻りたくなります。

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