ひふみ神示 第三巻 富士の巻

ひふみ神示 第三巻 富士の巻
ひふみ神示『富士の巻』 全二十七帖 構成
注目ポイント
・「◉」と「・」と「〇」の読み方や意味の説明
・三種の神器(宝)それぞれの働き
・五六七の仕組み
・臣民の肉体は御土から出来ている
・神界、天ツ国、地の国の階層説明
・鼻高と取り違いが祀りの邪魔となる


富士の巻 第一帖
道はいくらでもあるなれど、どの道通ってもよいと申すのは悪のやり方ぞ。
◉の道は一つぞ、始めから◉の世の道、変わらぬ道があれば良いと申しているが、どんなことしても我さえ立てればいよい様に申しているが、それが悪の深き腹の一厘ぞ。
『◉の道』は始めの道
『◉』は世の道、一二三成れる四の理
『・』は ◉なる始め、『・』は光の ・
このこと気のつく臣民無いなれど、一が二別る奥の三地。
身霊掃除すればこのこと解るのざ、身霊磨き第一ぞ。
八月十日 ◉ノ一二◉
富士の巻 第二帖
カイの山々に立ちて、ヒレ振りて祓いてくれよ、一二◉に仕えている臣民、変る代わるこの御役務めてくれよ。
今は判るまいなれど結構な御役ぞ。
この神示肚の中に入れておいてくれと申すに、言うこと聞く臣民少ないが、今に後悔するのがよく分かりているから、◉はくどう気付けておくのぞ。
読めば読むほど神徳あるぞ、どんなことでも解るようにしてあるぞ、言うこと聞かねば一度は種だけにして、根も葉も枯らしてしもうて、次の世の大掃除せねばならんから、種のあるうちに気付けておれど、気付かねば気の毒できるぞ。
今度の祭典ご苦労でありたぞ、神界では◉◉様大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿、ことに御喜びになりたぞ。
この大掃除一応やんだと安堵する。
この時、富士鳴門がひっくり返るぞ、天の道、地の道ぞ、ひっくり返るぞ、早う改心してくれよ。
八月十一日 ◉ノヒツクノ◉
富士の巻 第三帖
メリカもキリスは更なり、ドイツもイタリもオロシアも外国はみな一つになりて◉の国に攻め寄せて来るから、その覚悟で用意しておけよ。
神界ではその戦の最中ぞ。
学と神力との戦と申してあろがな、何処からどんなこと出来るか、臣民には解るまいがな、一寸先も見えぬほど曇りておりて、それで◉の臣民と思うているのか、畜生にも劣りているぞ。
まだまだ悪くなってくるから、まだまだ落ち沈まねば本当の改心できん臣民沢山あるぞ。
玉とは御霊ぞ
鏡とは内に動く御力ぞ
剣とは外に動く御力ぞ
これを三種の神宝と申すぞ。
今は玉がなくなっているのぞ、鏡と剣だけぞ、それで世が治ると思うているが、肝心の真中無いのざ、それでチリチリバラバラぞ。
アとヤとワの世の元要るぞと申してあろがな、この道理わからんか。
剣と鏡だけでは戦勝てんぞ、それで早う身霊磨いてくれと申してあるのぞ。
上下ないぞ、上下にひっくり返すぞ、もう◉待たれんところまで来ているぞ、身霊磨けたらどんな所でどんな事していても心配ないぞ、神界の都には悪が攻めて来ているのざぞ。
八月十二日 ◉ノヒツクノ◉
富士の巻 第四帖
一二三の仕組みが済たら三四五の仕組みぞと申してありたが、世の元の仕組みは三四五の仕組みから五六七の仕組みとなるのぞ。
コロナの仕組みとはミロクの仕組みのことぞ。
獣と臣民とハッキリ別りたら、それぞれの本性出すのぞ、今度は万劫末代のコトぞ、気の毒できるから洗濯大切と申してあるのぞ。
今度御役決まりたらそのままいつまでも続くのざから、臣民よくこの神示読みておいてくれよ。
八月十三日 ◉ノヒツクノカ◉
富士の巻 第五帖
食うものが無いと申して臣民不足申しているが、まだまだ少なくなりて、一時は食うものも飲むものも無くなるのぞ、何事も行であるから喜んで行してくだされよ。
滝に打たれ、蕎麦粉食うて行者、行しているが、断食する行者もいるが、今度の行は世界の臣民みな二度とない行であるから厳しいのぞ。
この行できる人と、よう我慢できない人とあるぞ、この行できねば灰にするより他ないのぞ、今度の御用に使う臣民激しき行さして神ウツルのぞ。
今の◉の力は何も出てはおらぬのぞ。
この世のことは◉と臣民と一つになりて出来ると申してあろがな、早く身霊磨いて下されよ。
外国は 〇 、 ◉の国は ・ 、と申してあるが、
・は神ざ、〇は臣民ぞ。
〇ばかりでも何も出来ぬ、・ ばかりでもこの世のことは何も成就せんのぞ、それで ◉懸かれるように早う大洗濯してくれと申しているのぞ、◉勢けるのぞ、この御用大切ぞ、◉懸かれる肉体沢山要るのぞ。
今度の行は〇を綺麗にする行ぞ、掃除できた臣民からから楽になるのぞ。
どこに居りても掃除できた臣民から、善き御用に使って◉から御礼申して、末代名の残る手柄立てさすぞ。
◉の臣民、掃除できたらこの戦は勝つのぞ、今は一分もないぞ、一厘もないぞ、これで◉の国の民と申して威張っているが、足元からビックリ箱あいて、四つん這いになっても助からぬことになるのぞ。
穴掘って逃げても、土潜っていても、灰になる身霊は灰ぞ、どこにいても助ける臣民助けるぞ。
◉が助けるのでないぞ、◉助かるのぞ、臣民も◉も一緒に助かるのぞ、この道理よく肚に入れてくれよ、この道理わかりたら◉の仕組みは段々解りてきて、何という有難いことかと、心がいつも春になるぞ。
八月十四日の朝 ◉ノヒツ九ノカ三
富士の巻 第六帖
今は善の神が善の力弱いから、善の臣民苦しんでいるが、今暫くの辛抱ぞ。
悪神 総懸りで善の肉体に取り掛かろうとしているから、よほどフンドシ締めておらんと負けるぞ。
親や子に悪の神懸りて苦しい立場にして、悪の思う通りにする仕組み立てているから気つけてくれよ。
◉の、も一つ上の◉の世の、も一つ上の◉の世の、も一つ上の◉の世は戦済んでいるぞ、三四五から五六七の世になれば、天地光りて何もかも見え透くぞ。
八月のコト、八月の世界のコト、よく気つけておいてくれよ、いよいよ世が迫りて来ると、やり直しできんと申してあろがな。
いつも剣の下にいる気持ちで心引き締めておりてくれよ、臣民 口で食べるものばかりで生きているのではないぞ。
八月十五日 ヒツク◉と◉のヒツ九ノカ三記さすぞ
富士の巻 第七帖
悪の世であるから悪の臣民世に出て御座るぞ、善の世にグレンとひっくり返ると申すのは、善の臣民の世になることぞ。
今は悪が栄えているのざが、この世では人間の世界が一番遅れているのざぞ、草木はそれぞれに◉の命の間に間に生っているぞ。
一本の大根でも一粒の米でも何でも尊くなったであろが、一筋の糸でも光 出てきたであろがな、臣民が本当の務めしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当取れまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事できる身霊ぞ。
ことに◉の国の臣民みな、誠の光 現したなら、天地が輝いて悪の身霊は目 開いてはおれんことになるぞ。
結構な血筋に生まれていながら、今の姿は何事ぞ。
◉はいつまでも待てんから、いつ気の毒できるか知れんぞ。
戦恐れているが、臣民の戦くらい何が怖いのざ、それより己の心に巣食うてる悪の身霊が恐いぞ。
八月十六日 ◉ノヒツ九ノカ三
富士の巻 第八帖
山は神ぞ、川は神ぞ、海も神ぞ、雨も神、風も神ぞ、天地みな神ぞ、草木も神ぞ、神祀れと申すのは神に纏ろうことと申してあろが、神々祀り合わすことぞ、みな何もかも祀り合った姿が神の姿、◉の心ぞ。
みな祀れば何も足らんことないぞ、余ることないぞ、これが神国の姿ぞ。
物足らぬと臣民泣いているが、足らぬのでないぞ、足らぬと思うているが、余っているではないか。
神の役人殿、まず◉祀れ、◉祀りて◉心となりて◉の政治せよ、戰などは何でもなく蹴りつくぞ。
八月十七日 ◉ノ一二ノカ三
富士の巻 第九条
神界は七つに分かれているぞ、天ツ国三つ、地ノ国三つ、その間に一つ、天国が上中下の三段、地獄も上中下の三段、中界の七つぞ。
その一つ一つがまた七つに分かれているのぞ、その一つがまた七つずつに分かれているぞ。
今の世は地獄の二段目ぞ、まだ一段下あるぞ。
一度はそこまで下がるのぞ、今一苦労あるとくどう申してあることは、そこまで落ちることぞ。
地獄の三段目まで落ちたら、もう人の住めん処ざから、悪魔と神ばかりの世にばかりなるのぞ。
この世は人間に任しているのざから、人間の心次第ぞ。
しかし今の臣民のような腐った臣民ではないぞ、いつも神の懸かっている臣民ぞ、神懸りとすぐわかる神懸りではなく、腹の底にシックリと ・鎮まっている臣民ぞ、それが人間の真の姿ぞ。
いよいよ地国の三段目に入るから、その覚悟でいてくれよ、自獄の三段目に入ることの表は一番の天国に出づることぞ、神の誠の姿と悪の見られん様と、ハッキリ出てくるのぞ、◉と獣と別けると申してあるのはこのことぞ。
何事も洗濯第一。
八月十八日 ◉ノ一二◉
富士の巻 第十帖
いよいよ戦激しくなりて、食うものもなく何もなくなり、住むところも無くなったら行く所無くなるぞ。
◉の組から除かれた臣民と◉の臣民とどちらが偉いか、その時になりたらハッキリするぞ。
その時になりてどうしたらよいかと申すことは◉の臣民なら誰でも◉が教えて手引っ張ってやるから、今から心配せずに◉の御用なされよ。
◉の御用と申して自分の仕事を怠けてはならんぞ。
どんな所にいても◉がスッカリと助けてやるから、◉の申すようにして、今は戦しておりてくれよ。
天子様 御心配なさらぬようにするのが臣民の務めぞ。
◉の臣民、コトに気つけよ、江戸に攻めて来たぞ。
八月十九日 ◉ノヒツ九ノ◉
富士の巻 第十一帖
◉土は、白はシの付く、黄はキの付く、青赤はアの付く、黒はクの付く山々里々から出てくるぞ。
よく探してみよ、三尺下の土なればよいぞ、いくらでも要るだけ一杯出てくるぞ。
八月二十日 ◉ノヒツ九ノカ三
富士の巻 第十二帖
御土は◉の肉体ぞ。
臣民の肉体も御土から出来ているのぞ、このこと判りたら御土の尊いことよくわかるであろうがな。
オヒナは女ぞ。
カイの仕組みご苦労であったぞ。
これからいよいよ厳しくなるぞ、よく世の中の動き見ればわかるであろが、汚れた臣民上がれぬ◉の国に上がっているではないか。
いよいよとなりたら◉が臣民に憑りて手柄さすなれど、今では軽石のような臣民ばかりで神懸れんぞ。
早う神の申す言よく聞いて、生まれ赤子の心になりて、◉の入れ物になりてくれよ。
一人改心すれば千人助かるぞ、今度は千人力与えるぞ。
何もかも悪の仕組みは解りているぞ、いくらでも攻めてござれ、◉には世の元からの◉の仕組みしてあるぞ、学や智慧でまだ◉に叶うと思うてか、◉には敵わんぞ。
八月二十一日 ◉ノヒツ九ノカ三 タイチご苦労でありたぞよ。
富士の巻 第十三帖
何もかも天子様のものではないか、それなのにこれは自分の家ぞ、これは自分の土地ぞと申して自分勝手にしているのが◉の気に入らんぞ。
一度は天地に引き上げと知らしてありたこと忘れてはならんぞ、一本の草でも◉のものぞ。
野から生まれた物、山から採れた物、海の幸も、みな◉に供えてから臣民戴けと申してある訳も、それで解るであろうがな。
この神示よく読みてさえおれば、病気もなくなるぞ。
そう言えば今の臣民、そんな馬鹿あるかと申すが、よく察してみよ、必ず病も治るぞ。
それは病人の心が綺麗になるからぞ、洗濯せよ掃除せよと申せば臣民何も分からんから、慌てているが、この神示読むことが洗濯や掃除の始めで終わりであるぞ。
◉は無理は言わんぞ、神の道は無理してないぞ、よくこの神示読んでくれよ。
読めば読むほど身霊磨かれるぞ、と申しても、仕事を余外にしてはならんぞ。
臣民と申すものは馬鹿正直ざから、神示読めと申せば、神示ばかり読んだなら良いように思うているが、裏も面もあるのぞ。
役員よく知らしてやれよ。
八月二十二日 ◉ノヒツ九ノカ三のお告げ
富士の巻 第十四帖
臣民に解るように言うなれば、身も心も◉のものざから、毎日毎日神から頂いたモノと思えばよいのであるぞ、それでその身体をどんなにしたら良いかということ判るであろうが。
夜になれば眠った時は◉にお返ししているのざと思え、それでよく解るであろうが。
身霊磨くと申すことは、◉の入れ物として◉から御預かりしている、◉の最も尊いとことして御扱いすることぞ。
八月二十三日 ◉ノ一二ノカ三
富士の巻 第十五帖
嵐の中の捨小舟ぞ、どこへ行くやら行かすやら、船頭さんにもわかるまい。
メリカ キリスは花道で
味方と思うた国々も 一つになりて攻めて来る
梶も櫂さえ 折れた船
どうすることも無くに 苦しい時の ◉頼み
それでは神も 手が出せぬ
腐りたものは腐らして 肥やしになりと
思えども 肥やしにさえ ならぬもの
沢山できておろうがな、北から攻めてくる時が、この世の終わり始めなり。
天にお日様一つでないぞ、二つ三つ四つ出てきたら、この世の終わりと思えかし。
この世の終わりは ◉国の
始めと思えよ臣民よ 神々様にも知らすぞよ
神はいつでも懸れるぞ 人の用意を急ぐぞよ
八月二十四日 ◉ノ一二カ三
富士の巻 第十六帖
一二三は◉食、三四五は人食、五六七は動物食、七八九は草食ぞ、九十は元に一二三食、神国弥栄ぞよ。
人、三四五食に病ないぞ。
八月二十四日 一二◉フミ
富士の巻 第十七帖
コトが大切ぞと知らしてあろがな、戦ばかりでないぞ、何もかも臣民では健闘とれんことになりてくるから、神の臣民 コトに気つけてくれよ、お上に◉祀りてくれよ、◉に纏ろうてくれよ、◉くどう申しておくぞ、早う祀らねば間に合わんのざぞ。
◉の国の山々にはみな◉祀れ、川々にみな◉祀れ、野にも祀れ、臣民の家々にもオツル隈無く神祀れ、祀り祭りてミロクの世となるのぞ。
臣民の身も神の宮となりて神祀れ、祀りの仕方知らしてあろう、◉は勢けるぞ。
八月二十五日 ◉ノヒツ九◉
富士の巻 第十八帖
◉◉様みなお揃いになされて、雨の神、風の神、地震の神、岩の神、荒の神、五柱七柱、八柱、十柱の神々様がちゃんと実心合しなされて、今度の仕組みの御役決まりてそれぞれに働きなされることになりた善き日ぞ。
辛酉は善き日と知らしてあろがな。
これから一日一日激しくなるぞ、臣民心得ておいてくれよ。
物持たぬ人、物持てる人より強くなるぞ、泥棒が多くなれば泥棒が正しいと言うことになるぞ、理屈は悪魔と知らしてあろが。
保持神様ひどくお怒りぞ、臣民の食物、足りるように作らしてあるに、足らぬと申しているが、足らぬことないぞ、足らぬのはやり方悪いのざぞ、食いていくべきもので人殺すとは何事ぞ。
それぞれの神様に纏われば、それぞれのこと、何でも叶うのぞ、◉に纏わらずに臣民の学や知恵が何になるのか、底知れているでないか。
戦には戦の神在るぞ、お水に泣くことなるぞ、保持神様お怒りなされているから、早う心入れ替えてよ、この◉様お怒りになれば、臣民日干しになるぞ。
八月の辛酉の日 ヒツクノカ三 諭すぞ
富士の巻 第十九帖
神世の秘密と知らしてあるが、いよいよと成りたら地震、雷ばかりでないぞ、臣民アフンとして、これは何としたことぞと、口開いたままどうすることもできんことになるのぞ。
四つん這いになりて着る物もなく、獣となりて這い回る人と、空飛ぶような人と、二つにハッキリ別りてくるぞ。
獣は獣の性来いよいよ出すのぞ、火と水の災難がどんなに恐ろしいか、今度は大なり小なり知らさな成らんことになりたぞ。
一時は天も地も一つに混ぜ混ぜにするのざから、ひと一人も生きてはおられんのざぞ、それが済んでから、身霊磨けた臣民ばかり、◉が拾い上げてミロクの世の臣民とするのぞ。
何処へ逃げても逃げ所ないと申してあろがな、高い所から水流れるように時に従いておれよ。
いざという時には神が知らして、一時は天界へ吊り上げる臣民もあるのざぞ。
人間の戦や獣の喧嘩くらいでは何も出来んぞ、くどう気付けておくぞ、何よりも改心が第一ぞ。
八月二十六日 ◉ノヒツクノカ三
富士の巻 第二十帖
今のうちに草木の根や葉を日に干して蓄えておけよ、保持神様お怒りざから、今年は五分くらいしか食べ物取れんから、そのつもりで用意しておいてくれよ。
神はケも無い時から知らしておくから、この神示よく読んでおれよ。
一握りの米に泣くことあると知らしてあろがな、米ばかりでないぞ、何もかも、臣民も亡くなるところまでいかねば成らんのぞ。
臣民ばかりで無いぞ、◉◉様さえ今度は無くなる方あるぞ。
臣民というものは目の先ばかりより見えんから、呑気なものであるが、いざとなりての改心は間に合わんから、くどう気着けてあるのぞ。
日本ばかりで無いぞ、世界中はおろか三千世界の大洗濯と申してあろうがな、◉に縋りて◉の申す通りにするより他には道ないぞ。
それで神々様を祀りて、上の御方からも下々からも、朝に夕に言霊が此の国に満つようになりたら神の力現すのぞ。
江戸にまず◉祀れと、くどう申してあることよく解るであろがな。
八月二十七日 ◉ノヒツ九ノカ三
富士の巻 第二十一帖
◉の申すこと何でも素直に聞くようになれば、◉は何でも知らしてやるぞ。
配給のことでも統制のことも、分け無く出来るのぞ。
臣民みな喜ぶように出来るのぞ、何もかも◉に供えてからと申してあろがな、山にも川にも野にも里にも家にも、それぞれに◉祀れと申してあろがな、ここの道理よく解らんか。
◉は知らしてやりたいなれど、今では猫に小判ぞ、臣民◉に縋れば、◉に纏われば、その日から良くなると申してあろが、何も難しいことでないぞ。
◉は無理言わんぞ、この神示読めば解るようにしてあるのざから、役員早う知らして、縁ある臣民から知らしてくれよ。
印刷できんと申せば何もしないでおるが、印刷せんでもしらすこと出来るぞ。
よく考えてみよ、今の臣民、学に囚われていると、まだまだ苦しいこと出来るぞ、理屈では増す増す解らんようになるぞ。
早う神祀れよ、上も下も、上下揃って祀りてくれよ、天子様を拝めよ、天子様に纏われよ、その心が大和魂ぞ、益人の益心ぞ。
マスとは弥栄の言ぞ、神の実心ぞ、臣民の身心も◉の実心と同じことになってくるぞ、世界中一度に唸る時が近づいて来たぞよ。
八月二十八日 ◉ノヒツ九ノカ三 筆
富士の巻 第二十二帖
祀り祭りとくどう申して知らしてあるが、マツリ合しさえすれば、何もかも、嬉し嬉しと栄える仕組みぞ。
悪も善も無いのぞ、纏れば悪も善ぞ、纏らねば善も無いのぞ、この道理解りたか、祀りと申して◉ばかり拝んでいるようでは何も解らんぞ。
そんな我義では◉の臣民とは申せんぞ、早う纏りてくれと申すコト、よく聞き分けてくれよ。
我が我がと思うているのは祀りていぬ証拠ぞ、鼻高となればポキンと折れると申してある道理よく解ろうがな、この御道は鼻高と取り違いが一番邪魔になるのぞ、と申すのは、慢心と取り違いは祀りの邪魔になるからぞ。
ここまで分けて申さば良くわかるであろう、何事も纏りが第一ぞ。
八月二十九日 ◉ノ一二◉
富士の巻 第二十三帖
世界は一つになったぞ、一つになって◉の国に攻め寄せてくると申してあることが出て来たぞ。
人民にはまだ解るまいなれど、今に分かりてくるぞ、くどう気着けておいたことのイヨイヨが来たぞ、覚悟は良いか、臣民一人一人の心も同じになりておろがな。
学と◉の力との大戦ぞ、◉国の◉の力顕す時が近こうなりたぞ。
今現すと、助かる臣民ほとんど無いから、◉は待てるだけ待ちているのぞ、臣民も可愛いが、元を潰すことならんから、いよいよと成りたらどんなことありても、ここまで知らしてあるのざから、◉に手落あるまいがな。
いよいよとなれば、わかっている事なれば、なぜ知らしぬのぞと申すが、今では何馬鹿なと申して取り上げぬことよく判っているぞ。
因縁の身霊にはよく解るぞ、この神示読めば身霊の因縁よく解るぞ、◉の御用する身霊は◉が選り抜いて引っ張りておるぞ。
遅し早しはあるなれど、いずれはどうしても、逃げても嫌でも御用さすようになりておるのぞ。
北に気つけよ、東も西も南もどうするつもりか、◉だけの力では臣民に気の毒できるのぞ、◉と人との和の働きこそ◉喜ぶのぞ、早う身霊磨けと申すことも、悪い心 洗濯せよと申すことも分かるであろう。
八月三十日 ◉ノ一二カ三
富士の巻 第二十四帖
フジを目指して攻め寄する 大船小舟 天の船
赤鬼青鬼黒鬼や 大蛇 悪狐を先陣に
寄せ来る敵は空覆い 海を埋めてたちまちに
天日 暗くなりにけり
折しも荒れや日の国に 一つの光現われぬ
これこそ救いの大神と 救い求むる人々の
目に映るは何事ぞ 攻め来る敵の大将の
大き光と呼応して 一度にドッと雨降らす
ヒの雨なんぞたまるべき 真の◉は無きものか
これは堪らぬ兎も角も 命あっての物種と
兜を脱がんとするものの 次から次に現れぬ
折しも荒れや時ならぬ 大風起こり雨きたり
大海原には竜巻や やがてヒの天地震い
山はヒを吹き響きて さしもの敵も尽く
この世の他にと失せにけり 風やみ雨も治りて
山川鎮まり国土の 所々に白絹の
◉の息吹に蘇る 御民の顔の白き色
岩戸開けぬしみじみと 大空仰ぎ◉を拝み
地に膝まずき御民らの 目に清々しフジの山
富士は晴れたり日本晴れ
フジは晴れたり岩戸開けたり
八月三十日 ◉ノ一二ノ◉
富士の巻 第二十五帖
世界中の臣民はみなこの方の臣民であるか、ことに可愛い子には旅させねばならぬから、どんなことあっても◉の子ざから、◉疑わぬようになされよ、◉疑うと気の毒できるぞ。
いよいよとなりたら、どこの国の臣民ということないざ、大神様の掟通りにせねばならんから、可愛い子ぢゃとて容赦できんから、気着けているのざぞ。
大難を小難に奉り替えたいと思えども、今のやり方はまるで逆さまざから、どうにもならんから、いつ気の毒出来ても知らんぞよ。
外国から早く解りて、外国にこの方祀ると申す臣民、沢山できる様になってくるぞ。
それでは◉の国の臣民申し訳ないであろがな、山にも川にも海にも纏れと申してあるのは、◉の国の山川ばかりでないぞ、この方世界の◉ぞと申してあろがな。
裸になりた人から、その時から善の方に回してやると申してあるが、裸にならねば、なるようにして見せるぞ、いよいよとなりたら苦しいから、今の内と申してあるのぞ。
全てを天子様に捧げよと申すこと、日本の臣民ばかりで無いぞ、世界中の臣民みな天子様に捧げなならんのざぞ。
八月三十日 ◉ノヒツ九ノカ三
富士の巻 第二十六帖
戦は一度治る様に見えるが、その時が一番気つけねばならぬ時ぞ、向こうの悪神は、今度は◉の元の◉を根こそぎに無きものにしてしまう計画であるから、そのつもりでフンドシ締めてくれよ。
誰も知れん様に悪の仕組みしてあること、◉にはよく判りているから心配ないなれど、臣民助けたいから、◉はじっと堪えに堪えているのざぞ。
八月三十日 ◉ノヒツ九ノ◉
富士の巻 第二十七帖
◉の堪忍袋切れるぞよ、臣民の思う様にやれるなら、やりてみよれ、九分九厘でグレンとひっくり返ると申してあるが、これからはその場でひっくり返る様になるぞ。
誰もよう行かん、臣民の知れんところに何しているのぞ、◉には何もかも解りているのざと申してあろがな、早く兜脱いで◉に纏わりて来いよ、改心すれば助けてやるぞ、鬼の眼にも涙ぞ、まして◉の眼にはどんな涙もあるのざぞ、どんな悪人も助けてやるぞ、どんな善人も助けてやるぞ。
エドと申すのは東京ばかりでは無いぞ、今のような都会みな穢土であるぞ。
穢土はどうしても火の海ぞ。
それより他やり方無いと神々様申しておられるぞよ。
秋深けて草木枯れても根は残るなれど、人民枯れて根の残らぬ様なことになりても知らんぞよ、神のこの神示 早う知らしてやってくれよ。
八と十八と五月と十月に気つけてくれよ。
これでこの方の神示の終わりぞ。
この神示は『富士の巻』として一つに纏めておいてくだされよ、今に宝となるのざぞ。
八月三十日 ◉ノヒツ九◉




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