ひふみ神示 第三巻 富士の巻

第三巻 富士の巻
目次

ひふみ神示 第三巻 富士の巻

ひふみ神示『富士の巻』 全二十七帖 構成

注目ポイント

・「◉」と「・」と「〇」の読み方や意味の説明

・三種の神器(宝)それぞれの働き

・五六七の仕組み

・臣民の肉体は御土から出来ている

・神界、天ツ国、地の国の階層説明

・鼻高と取り違いが祀りの邪魔となる

富士の巻 第一帖

道はいくらでもあるなれど どの道通ってもよいと申すのは悪のやり方ぞ

◉の道は一つぞ 始めから◉の世の道 変わらぬ道があれば良いと申しているが どんなことしても我さえ立てればいよい様に申しているが それが悪の深き腹の一厘ぞ

◉の道は始めの道 ◉は世の道 一二三なれる世の道

・は◉なる始め ・は光の・

このこと気のつく臣民無いなれど一が二わかる奥の道

身霊掃除すればこのこと解るのぞ 身霊磨き第一ぞ

八月十日 ◉ノ一二◉

富士の巻 第二帖

かいの山々に立ちて ひれふりて祓いてくれよ はじめ◉に仕へている臣民 変わる代わるこの御役務めてくれよ 今は判るまいなれど結構な御役ぞ

この筆腹の中に入れておいてくれと申すに言ふこと聞く臣民少ないが 今に悔するのがよく分かりているから◉はこと気つけておくのぞ

読めば読むほど神徳あるぞ どんなことでもわかるよにしてあるぞ

言ふこと聞かねば一度は種だけにして 根も葉も枯らしてしもて 次の世の大除せねばならんから 種のあるうちに気つけておれど 気つかねば気の毒できるぞ

今度のまつりご苦でありたぞ 神界では神々様 大変の御びぞ 雨の神 風の神殿 殊に御びになりたぞ

九・・・・一お八・・・あん・・・・九・・・・二七・・・七九り・・・十て・・三・・七九り・・・三

早よ改心してくれよ

八月の十一日 ◉のひつくの◉

富士の巻 第三帖

めりかもきりすはさらなり どいつもいたりもおろしやも外ごくはみな一つになりて◉の国に攻め寄せて来るから その覚悟で意しておけよ 神界ではその戦の最ちう

学と神力との戦と申してあろかな どこからどんなこと出来るか臣民にはわかるまいかな

一寸先も見へぬほど曇りておりて それで◉の臣民と思ているのか 畜生にも劣りているぞ

まだまだ悪くなてくるから まだまだ落ちしづまねば本の改心できん臣民沢山あるぞ

玉とは御霊おんたま

鏡とは内に動く御力ぞ

つるぎとは外に動く御力ぞ

これを三種みくさ神宝かんだからと申すぞ

今は玉がなくなているのぞ 鏡と剣だけぞ それで世が治ると思ているが 肝心の中無いのざ それでちりちりばらばらぞ

アとヤとワの世の元要るぞと申してあろかな この道理わからんか

剣と鏡だけでは戦勝てんぞ それで早よ身霊磨いてくれと申してあるのぞ

うへしたないぞ 上下にひくり返すぞ もう◉待たれんところまで来ているぞ 身霊磨けたらどんな所でどんな事していても心配ないぞ

神界の都には悪が攻めて来ているのざぞ

八月の十二にち ひつくの◉

富士の巻 第四帖

ひふみの仕組みが済たらいづの仕組みぞと申してありたが 世の元の仕組みは御代出の仕組みから五六七の仕組みとなるのぞ 五六七の仕組みとはみろくの仕組みのことぞ

けものと臣民とはきりわかりたらそれぞれの本出すのぞ 今度はまんまつだいのことぞ 気の毒できるから濯大切と申してあるのぞ

今度お役決まりたらそのままいつまでも続くのざから臣民よくこの神示読みておいてくれよ

八月十三日 ◉のひつくの神

富士の巻 第五帖

ものが無いと申して 臣民不足申しているが まだまだ少なくなりて一時は食ものも飲むものも無くなるのぞ 何事もぎよであるから喜んで行してくだされよ

滝に打たれそば粉食てぎよしやきよじているか 断食する行者もいるが今度の行は世界の臣民みな二度とない行であるから厳しのぞ

この行できる人 よ我慢できない人とあるぞ この行できねば灰にするより他ないのぞ 今度のご用に使ふ臣民激しき行さして神うつるのぞ

今の◉の力は何も出てはおらぬのぞ この世のことは◉と臣民とひとつになりて出来ると申してあろかな 早く身霊磨いて下されよ

外国は〇 ◉の国は・と申してあるが ・はざ 〇は臣民

〇ばかりでも何も出来ぬ・ばかりでもこの世のことはなにも成就せんのぞ

それで ◉懸かれるよに早よ大濯してくれと申しているのぞ ◉勢けるのぞ このご用大切ぞ ◉懸かる肉体沢山いるのぞ

今度の行は〇を綺麗にする行ぞ 掃除できた臣民から楽になるのぞ どこにりても掃除できた臣民から善きご用に使て◉からおんれい申して末代名の残る手柄立てさすぞ

◉の臣民 掃除に洗濯できたらこのいくさは勝つのぞ 今は一分ないぞ 一厘もないぞ これで◉の民と申して威張ているが 足元からびくり箱があいて四ついになても助からぬことになるのぞ

穴掘て逃げても土潜ていても 灰になる身霊は灰ぞ どこにいても助ける臣民助けるぞ ◉が助けるのでないぞ ◉助かるのぞ 臣民も◉も一しよに助かるのぞ この通りよく腹に入れてくれよ

この道理わかりたら◉の仕組みは段々わかりてきて 何という有難いことかと心がいつも春になるぞ

八月の十四の朝 ◉のひつ九の神

富士の巻 第六帖

今は善の神が善の力弱いから善の臣民苦しんでいるが今暫くの辛

悪神 懸りで善の肉体に取り掛かろうとしているからよほどフンドシ締めておらんと負けるぞ

親や子に悪の神懸りて苦し立場にして悪の思う通りにする仕組み立てているから気つけてくれよ

◉のも一つうへの◉の世の も一つ上の◉の世の も一つ上の◉の世は戦済んでいるぞ

づからろくの世になれば天地光りて何もかも見へくぞ

八月のこと 八月の世界のことよく気つけておいてくれよ

いよいよ世が迫りて来るとやりしできんと申してあろかな いつもつるぎの下にいる気持ちで心引き締めておりてくれよ

臣民 口で食べるものばかりで生きているのではないぞ

八月の十五にち ひつ九◉と◉のひつ九の神 記さすぞ

富士の巻 第七帖

悪の世であるから悪の臣民世に出て御座るぞ

善の世にぐれんとひくりかへると申すのは善の臣民の世になることぞ 今は悪が栄へているのざが この世では人間の世界が一番遅れているのざぞ

草木はそれぞれに◉のみことに間にりているぞ 一本の大根でも一粒の米でも何でもくなたであろが 一すじの糸でも光出てきたであろかな

臣民が本当の務めしたならどんなに尊いか今の臣民には見当取れまいかな 神が御礼申すほどに尊い仕事できる身霊ぞ

ことに◉の国の臣民 みな誠の光現したなら天地輝いて悪の身霊は目いてはおれんことになるぞ 結構な血すぢに生まれていながら今の姿は何事ぞ

◉はいつまでも待てんからいつ気の毒でるか知れんぞ 戦恐れているが臣民の戦くらい何が怖いのぞ それより己の心に巣食うてる悪の身霊が恐いぞ

八月の十六日 ◉のひつ九の神

富士の巻 第八帖

山は神ぞ 川は神ぞ 海も神ぞ 雨も神 風も神ぞ てんみな神ぞ 草木も神ぞ

神祀れと申すのは神祀ろことと申してあろが 神々祀り合わすことぞ みな何もかも祀り合た姿が神の姿 ◉の心ぞ

みな祀れば何も足らんことないぞ 余ることないぞ これが神国の姿ぞ 物足らぬ足らぬと臣民泣いているが 足らぬのではないぞ 足らぬと思ているが余ているではないか

かみの役人殿まづ◉祀れ ◉祀りて◉心となりて◉の政治せよ 戦などは何でもなく蹴りつくぞ

八月十七日 ◉の一二の神

富士の巻 第九条

神界は七つに分かれているぞ 天つ国三つ 土の国三つ そのあいだに一つ 天国が上ちゅう下の三段 獄も上ちゅう下の三段 中界の七つぞ

その一つ一つが又七つに分かれているのぞ その一つがまた七つづつに分かれているぞ

今の世は地獄の二段目ぞ まだ一段下あるぞ 一度はそこまで下がるのぞ 今一苦労あるとくど申してあることはそこまで落ちることぞ

地獄の三段目まで落ちたら も人の住めん処ざから悪魔と神ばかりの世にばかりなるのぞ

この世は人間に任しているのざから人間の心次第ぞ しかし今の臣民のよなくさた臣民ではないぞ いつも神の懸かている臣民ぞ 神懸りとすぐわかる神懸りではなく腹の底にしくりと・しづまている臣民ぞ それが人間の真の姿ぞ

いよいよ地獄の三段目に入るから その覚悟でいてくれよ 獄の三段目に入ることの表は一番の天国にづることぞ 神のの姿と悪の見られん様とはきり出てくるのぞ

◉と獣とわけると申してあるのはこのことぞ 何事も洗濯第一

八月の十八日 ◉の一二◉

富士の巻 第十帖

いよいよ戦激しくなりてものもなく何もなくなり住むとこも無くなつたらく所無くなるぞ

◉のくみから除かれた臣民と◉の臣民 どちらが偉いかその時になりたらハッキリするぞ

その時になりてどしたらよいかと申すことは◉の臣民なら誰でも◉が教へて手っ張てやるから今から心配せずに◉のご用なされよ ◉のご用と申して自分の仕事をなまけてはならんぞ

どんな所にいても◉がすかりと助けてやるから ◉の申すようにして今は戦しておりてくれよ

天子様 心配なさらぬよにするのが臣民の務めぞ 神の臣民ことに気つけよ 江戸に攻めて来たぞ

八月の十九二ち ◉のひつ九の神

富士の巻 第十一帖

つちしろはしの付く はきの付く あホあかはあの付く くろはくの付く山々里々から出てくるぞ

よく探してみよ 三尺下の土なればよいぞ いくらでも要るだけ一出てくるぞ

八月の二十にち ◉のひつ九の◉

富士の巻 第十二帖

お土は◉の肉体ぞ 臣民の肉体もお土から出来ているのぞ このことわかりたらお土の尊いことよくはかるであろかな ひなおみな

かいの仕組みご苦労であたぞ これからいよいよ厳しくなるぞ よく世の中の動き見ればわかるであろが けがれた臣民上がれぬ◉の国に上がているではないか

いよいよとなりたら◉が臣民にうつりて手柄さすなれど 今では軽石のよな臣民ばかりで神懸れんぞ 早よ神の申す言よく聞いて 生まれ赤子の心になりて◉の入れ物になりてくれよ 一人改心すれば千人助かるぞ 今度は千人力与へるぞ

何もかも悪の仕組みは解りているぞ いくらでも攻めて来てござれ ◉には世の元からの◉の仕組みしてあるぞ 学や智慧でまだ◉に叶ふと思てか ◉には敵わんぞ

八月の二十一日 ◉のひつ九の神 旅ご苦労でありたぞよ

富士の巻 第十三帖

何もかも天子様のものではないか それなのにこれは自分のぞ これは自分の土地ぞと申して自分手にしているのが◉の気に入らんぞ 一度は天地に引き上げと知らしてありたこと忘れてはならんぞ

一本の草でも◉のものぞ から生まれた物 山から採れた物 海の幸もみな◉に供へてから臣民戴けと申してあるわけも それでわかるであろかな

このよく読みてさえおれば気もなくなるぞ そーや今の臣民そんな馬鹿あるかと申すが よくしてみよ 必ずやまいるぞ

それは病人やみびとの心が綺麗になるからぞ 洗濯せよ掃除せよと申せば臣民何も分からんから慌てているが この筆読むことが洗濯や掃除の始めで終わりであるぞ

◉は無理は言わんぞ 神のは無理してないぞ こノ筆読んでくれよ 読めば読むほど身霊みがれるぞ と申しても仕事を余外よそにしてはならんぞ

臣民と申すものは馬鹿正直ざから筆読めと申せば筆ばかり読んだならいよに思ているが裏も表もあるのぞ 役員よく知らしてやれよ

八月の二十二日 ◉のひつ九の神のお告げ

富士の巻 第十四帖

臣民判るよになれば 身も心も◉のものざから毎日毎日神から頂いたものと思へばよいのであるぞ それでその身体をどんなにしたら良いかといふこと判るであろが になればねむた時は◉におかへししているのさと思へ それでよくわかるであろが

身霊磨くと申すことは◉の入れ物として◉からお預かりしている◉のいとことしてお扱いすることぞ

八月二十三日 ◉の一二の神

富士の巻 第十五帖

嵐の中の捨小舟すておぶねぞ どこへくやらゆかすやら

船頭さんにもわかるまい

メリカ キリスは花

味方と思た国々も 一つになりて攻めて来る

かじかいさへ折れた船

どすることも無く泣くに 苦し時の◉頼み

それでは神も 手が出せぬ

腐りたものは腐らして 肥やしになりと

思へども 肥やしにさえもならぬもの

沢山できておろをがな

北から攻めてくる時が この世の終わり始めなり

天にお日様 一つでないぞ

二つ三つ四つ出てきたら

この世の終わりと思へかし

この世の終わりは◉国の

始めと思へ臣民よ ◉◉様にも知らすぞよ

神はいつでも懸れるぞ 人の用意を急ぐぞよ

八月二十四 ◉の一二の神

富士の巻 第十六帖

ひふみは◉しよく みよいつはひと食 みろくは食 なやこはくさ食ぞ は元にひふみ食

五穀よ 人みよ いつ食に病ないぞ

八月二十四◉ 一二二◉ 二三

富士の巻 第十七帖

ことが大切ぞと知らしてあるがな 戦ばかりでないぞ 何もかも臣民ではけんとれんことになりてくるからうへの臣民 ことに気つけてくれよ

お上に◉祀りてくれよ ◉にまつろてくれよ ◉くど申しておくぞ 早よ祀らねば間に合わんのざぞ

◉の国の山々にはみな◉祀れ 川々にみな神祀れ にも祀れ 臣民のいへ々にもおつるくま無く神祀れ 祀り祭りて弥勒の世となるのぞ

臣民の身も神の宮となりて神祀れ 祀りの仕方知らしてあろ ◉は勢けるぞ

八月二十五日 ◉のひつ九◉

富士の巻 第十八帖

神々様みなお揃いなされて 雨の神 風の神 地震の神 岩の神 荒の神

五柱 七柱 八柱 十柱の神々様がちやんとお心合わしなされて 今度の仕組みのおん役決まりてそれぞれに働きなされることになりた善き日ぞ

辛酉かのととりは善き日と知らしてあろかな これから一日一日激しくなるぞ 臣民心ておいてくれよ

物持たぬ人 物持てる人より強くなるぞ 泥が多くなれば泥棒が正しと言ふことになるぞ 理屈は悪魔と知らしてあろが

保持うけもちの神様ひどくお怒りぞ 臣民の食い物足りるよに作らしてあるに足らぬと申しているが足らぬことないぞ 足らぬのはやり方悪いのざぞ 食いていくべきもので人殺すとは何事ぞ

それぞれの神様に纏わればそれぞれのことなにでも叶ふのぞ ◉にまつわらずに臣民の学や知なにになるのか 底知れているでないか

戦には戦の神あるぞ お水に泣くことなるぞ 保持の◉様おん怒りなされているから早よ心入れ替えてよ この◉様お怒りになれば臣民日干しになるぞ

八月の辛酉の日 ひつくの神 さとすぞ

富士の巻 第十九帖

神世の秘密と知らしてあるが いよいよと成りたら地震雷ばかりでないぞ 臣民あふんとしてこれは何としたことぞと口あいたままどすることもできんことになるのぞ

四つん這いになりて着る物もなく けものとなりて這い回る人と 空飛ぶよな人と二つにはきり分かりてくるぞ 獣は獣の性来しよらいいよいよ出すのぞ

火とみづの災難がどんなに恐ろしか今度は大なり小なり知らさなならんことになりたぞ

は天も地も一つに混ぜ混ぜにするのざからひと一人も生きてはおられんのざぞ それが済んでから身霊磨けた臣民ばかり◉が拾い上げて弥勒の世の臣民とするのぞ

何処へ逃げても逃げ所ないと申してあろがな 高いとこからみづ流れるよに時に従いておれよ いざといふ時には神が知らして一部は天界へ吊りげる臣民もあるのざぞ

人間の戦や獣の喧嘩くらいでは何も出来んぞ 殊気付けておくぞ 何よりも改心が第一ぞ

八月の二十六日 ◉のひつくの神

富士の巻 第二十帖

今のうちに草木の根や葉を日に干して蓄へておけよ 保持の◉様 御怒りざから今年は五分くらいしか食べ物取れんから そのつもりで用意しておいてくれよ

神はけも無い時から知らしておくからこの筆よく読んでおれよ

一握りの米に泣くことあると知らしてあろかな 米ばかりでないぞ 何もかも臣民も亡くなるところまでゆかねばならんのぞ 臣民ばかりで無いぞ ◉◉様さへ今度は無くなるかたあるぞ

臣民というものは目の先ばかりより見えんから呑気なものであるが いざとなりての改心は間に合わんから殊気つけてあるのぞ

日本ばかりで無いぞ 世界中はおろか三千世界の大洗濯と申してあろかな ◉にすがりて◉の申す通りにするより他にはないぞ

それで◉◉様を祀りておへの御かたからもしも々からも朝にに言霊が此の国に満つよになりたら神の力現すのぞ 江戸にまづ◉祀れと殊申してあることよく分かるであろかな

八月の二十七日 ◉のひつ九の神

富士の巻 第二十一帖

◉の申すこと何でも素に聞くよになれば◉は何でも知らしてやるぞ

発育のことでも渡せいのことも分け無く出来るのぞ 臣民みな喜ぶよに出来るのぞ

何もかも◉に供へてからと申してあろかな 山にも川にもにも里にもいへにもそれぞれに◉祀れと申してあろがな ここの道理よくわからんか

◉は知らしてやりたいなれど今では猫に小判ぞ 臣民◉にすがれば◉にまつわれば その日から良くなると申してあろが 何もむづかしいことでないぞ ◉は無理言わんぞ この筆読めば判るよにしてあるのざから 役員早よ知らして縁ある臣民から知らしてくれよ

印刷できんと申せば何もしないでおるが印刷せんでも知らすこと出来るぞ よく考へてみよ 今の臣民学に囚へられているとまだまだ苦しいこと出来るぞ 理屈では増す増す判らんよになるぞ

早よ神祀れよ うへしたうへしたそろて祀りてくれよ 天子様をおがめよ 天子様に順われよ その心が大和魂ぞ 益人ますひとの益心ぞ

ますとは弥栄の言ぞ ◉のおん心ぞ 臣民のみ心も◉のみ心と同じことになてくるぞ 世界中一度に唸る時が近づいて来たぞよ

八月の二十八日 ◉のひつ九の神 筆

富士の巻 第二十二帖

祀り祀りとくど申して知らしてあるが 祀り合しさへすれば何もかも嬉し嬉しと栄へる仕組みぞ

悪も善も無いのぞ まつれば悪も善ぞ まつらねば善も無いのぞ この通りわかりたか

祀りと申して◉ばかり拝んでいるよでは何もわからんぞ そんな我義では◉の臣民とは申せんぞ 早よまつりてくれと申すことよく聞き分けてくれよ 我が我がと思ているのは祀りていぬ拠ぞ 鼻高となればホキンと折れると申してある通りよく分かろかな

このおんは鼻高と取り違いが一番邪魔になるのぞと申すのは 慢心と取り違いは祀りの邪魔になるからぞ ここまで分けて申さば良くわかるであろ 何事もまつりが第一ぞ

八月の二十九にち ◉の一二◉

富士の巻 第二十三帖

世界は一つになたぞ 一つになて◉の国に攻め寄せてくると申してあることが出て来たぞ

人民にはまだ判るまいなれど今に分かりてくるぞ 殊気つけておいたことのいよいよが来たぞ 覚悟は良いか 臣民一人一人の心も同じになりておろかな

学と◉の力との大戦いぞ ◉国の◉の力あらわす時が近こなりたぞ 今あらわすと助かる臣民ほとんど無いから◉は待てるだけ待ちているのぞ

臣民も可いが元を潰すことならんから いよいよと成りたらどんなことありてもここまで知らしてあるのざから◉に手落あるまいかな

いよいよとなれば わかている事なればなぜ知らしぬのぞと申すが 今では何馬鹿なと申して取り上げぬことよくわかているぞ

因縁の身霊にはよくわかるぞ この筆読めば身霊の因縁よくわかるぞ ◉のご用する身霊は◉がり抜いて引っ張りておるぞ 遅し早しはあるなれど いづれはどしても逃げても嫌でもご用さすよになりておるのぞ

北に気つけよ 東も西も南もどするつもりか ◉だけの力では臣民に気の毒できるのぞ ◉と人とのの働きこそ◉喜ぶのぞ 早よ身霊磨けと申すことも 悪い心洗濯せよと◉ことも分かるであろ

八月の三十日 ◉の一二神

富士の巻 第二十四帖

富士を目指して攻め寄する 船小舟 あめの船

赤鬼あほ鬼黒鬼は 大蛇おろち 悪狐あくこを先ぢん

寄せ来る敵おほい 海をうづめてたちまちに

天日てんぢつ 暗くなりにけり

りしもあれは日の国に 一つの光現われぬ

これこそ救いのおほ神と 救い求むる人々の

目に映れるは何事ぞ 攻め来る敵の大将の

おほき光と呼して 一度にどと雨降らす

火の雨なんぞたまるべき まことの◉は無きものか

これはたまらぬかくも いのちあつての物種と

兜を脱がんとするものの 次から次に現れぬ

おりしも荒れや時ならぬ 大風起こり雨きたり

おほ海原には竜巻や やがて日の天地あめつち震い

山は火を吹きどよめきて さしもの敵もことごと

この世の他にと失せにけり 風やみ雨もおさまりて

山川しづまりくにつちの ところ々にしらきぬ

◉の息吹によみがへる 民のかほの白き色

岩戸開けぬしみじみと おほ空あつき◉を拝み

地に膝まづき御民らの 目にすが々し富士の山

富士は晴れたり日本晴れ

富士は晴れたり岩戸開けたり

八月三十日 ◉の一二の◉

富士の巻 第二十五帖

世界中の臣民はみなこのの臣民であるから 殊に可い子には旅させねばならぬから どんなことあても◉の子ざから◉疑わぬよになされよ ◉疑ふと気の毒できるぞ

いよいよとなりたらどこの国の臣民といふことないぞ 大◉様の掟通りにせねばならんから 可愛い子ぢやとてしやできんから気つけているのざぞ

大難を小難にまつりかへたいと思えども 今のやり方はまるで逆さまざから どうにもならんからいつ気の毒出来ても知らんぞよ

外国から早くわかりて 外国にこの祀ると申す臣民沢山できるよになてくるぞ それでは◉の国の臣民申し訳ないであろがな 山にも川にも海にも祀れと申してあるのは◉の国の山川ばかりでないぞ この方世界の◉ぞと申してあろかな

裸になりた人から その時から善の方に回してやると申してあるが 裸にならねばなるよにしてみせるぞ いよいよとなりたら苦しいから今の内と申してあるのぞ

全てを天子様に捧げよと申すこと日本の臣民ばかりで無いぞ 世界中の臣民みな天子様に捧げなならんのざぞ

八月の三十日 ◉のひつ九の神

富士の巻 第二十六帖

戦は一度おさまるに見へるが その時が一番気つけねばならぬ時ぞ

向かふの悪神は今度は◉の元の◉を根こそぎに無きものにしてしまう計画であるからそのつもりでふんどし締めてくれよ

誰も知れんよに悪の仕組みしてあること◉にはよく判りているから心配ないなれど 臣民助けたいから◉はじとこらへに堪へているのざぞ

八月の三十日 ◉のひつ九の◉

富士の巻 第二十七帖

◉の袋切れるぞよ 臣民のおもにやれるならやりてみよれ 九九厘でぐれいとひくりかへると申してあるが これからはその場でひくりかへるよになるぞ

誰もよかん 臣民の知れんとこに何しているのぞ ◉には何もかも判りているのぞと申してあろがな 早くかぶと脱いで◉にまつわりてくれよ 改心すれば助けてやるぞ

鬼の眼にも涙ぞ まして◉の眼にはどんな涙もあるのざぞ どんな悪人も助けてやるぞ どんな善人も助けてやるぞ

戸と申すのはきよばかりでは無いぞ 今のような都会みな吐であるぞ 土はどうしても火の海ぞ それより他やり方無いと◉◉様申しておられるぞよ

けて草木枯れても根は残るなれど、人民枯れて根残らぬよなことになりても知らんぞよ 神のこのふみ早よ知らしてやてくれよ 八と十八と五月と十月に気つけてくれよ

これでこのほの筆の終わりぞ この神示は富士の巻として一つにまとめてくだされよ 今に宝となるのざぞ

八月の三十日 ◉のひつ九◉

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