『天明は筆書かす御役ぞ』の意味 一二三神示
『天明』を読者は他人事だと思っている
一二三神示に天明の文言が出てくると、皆「岡本天明氏」のことを言っていると思い、下手をすれば興味が失せがちです。
確かに、天明と言えば、一二三神示を実際に書いた岡本天明氏のことでもありますが、他にも様々な意味があることに気を付けておく必要があります。
鍵となるのは「天」の意味。
天というと、上・空・宇宙・神の世界・高天原・テン・アメ、を連想される方が多いかと思いますが、他にもあります。
『天明』以下文の言霊
まず、一二三神示に漢字はほとんど使われていません。
「天明」についても同様で、テンメイと表記されています。
漢字に囚われず、清音の意味を確認すると以下のような意味になります。
①天が明らかとなる
②天の使命。天からの御命。
また、表記にはテンメイの時とテンメの時があろうかと思いますが、テンメの場合は↓
③天の眼。天の愛。天の恵。
そして大切なことは、『天』とは・であり、・は一次元の始めの時であり、全ての次元、空間に存在しているということです。
そこに上下左右はなく、方向で言えば「北」あるのみです。
即ち、どこに・(天)を定めるかはその人その時その場所その位置により見方は替わってきて、そのどれもが天ということでもあります。
つまり自分自身の内にも存在しているわけです。
故に天を表す最適な表記は・となり、その広がりや反映を〇と表記します。
〇は実であり地であり、それらは天と不二の関係でもあるため、◉と表します。
天明は『筆』書かす御役ぞ
一二三神示で筆と言った場合、神示と認識し表記されている通りです。
しかし、本質は九十(この結び)にありますから、言(九十)で読む場合、以下のような意味合いがあります。
・付み(富み)照らす ②
・降る手 ③
上で説明した「天明」の言霊の意味と継なげると、「天の御命を富み照らす」「天の愛の手」といった様な言になります。
天明は筆『書かす』御役ぞ
まずは、筆を「書かせる」というそのままの意味する言ですが、他にも以下の様な意味があります。
・覚醒や目覚めの「覚かす」
・可能性の「可かす」
・懸けるの「懸かす」
・橋を掛けるの「掛かす」
『かす』には以下の様な意味があります。
・加えるの「加す」
・澄ますの「か澄」
・課題の「課す」
天明は筆書かす『御役ぞ』
おん(御)とは、お(過去)〜ん(具現)を表し、精一杯、力一杯という意味になります。
やく(役)はそのままの解釈でも十分なのですが、一応、数霊では八九と表され「開き組む」や「弥栄し治らす(知らす)」という意味になります。
説明は以上になります。
テンメイもテンメも天明も天命も、いずれにせよ自分自身のことでもあることを心得ておくと他人事にならずにすみます。
今回説明してきたことは、一二三神示に挙げられている他の役員名も同様ですから、自分のことだと思ってしっかり読んでいきましょう。
( ↓ 『天』には他の意味もあります)
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